大阪大学発“創薬研究開発型”バイオテック企業
当社が創業以来、大阪大学との共同研究を通じて、その実現を目指し研究開発に取り組んできた「再生誘導医薬®」は、怪我や病気により損傷し機能を失った生体組織の機能的再生・治癒を促進する、これまでにない全く新しい作用メカニズムにもとづく医薬品です。
再生誘導医薬®は、従来型の再生医療/細胞治療とは異なり、生きた細胞の投与を必要とせず、物質=医薬品の投与によって、患者自身の体内に存在する幹細胞を活性化する方法で、より簡便かつ安全に、治療効果の高い再生医療を実現します。再生誘導医薬®開発により、生きた細胞製剤では難しい安定した品質による迅速な再生医療を実現する製品供給が可能となることから、広く普及可能な新しい再生医療となり得ます。
再生誘導医薬®の投与によって患者の体内で誘導される幹細胞は、血液循環を介して体内を巡り、損傷した組織特異的に集積します。損傷部位に集積した幹細胞は、神経や皮膚、骨、軟骨、筋肉、血管など、様々な種類の組織に分化する能力を有するため、再生誘導医薬®という共通のプラットフォームによって、脳梗塞や脊髄損傷などの中枢神経系疾患、心筋梗塞や心筋症などの循環器系疾患、難治性皮膚潰瘍などの上皮系疾患、難治性骨折などの間葉系疾患など、組織損傷をともなう数多くの難病に対して幅広い治療効果をもたらすことが期待されます。
収入形態 | 内 容 |
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契約一時金 | 共同研究やライセンス許諾の契約時に一時金として得られる収入 |
マイルストーン収入 | 医薬の開発段階毎に設定した目標(開発マイルストーン)を達成するごとに得られる一時金収入。また、製品上市後に、売上高に対する目標値(販売マイルストーン)を達成するごとに得られる一時金収入 |
ロイヤリティ収入 | 製品が上市された後に、ライセンス許諾の契約を締結した製薬会社より当社製品の売上高に対して予め契約によって設定した一定割合を得られる収入 |
共同研究収入 | 当社の知的財産を活用した共同研究の実施と対価として得られる収入 |