財務ハイライト

HIGHLIGHTS

2025年7月期決算(2024.8.1~2025.7.31)の概要

①経営成績等の状況

(事業収益)
当事業年度における事業収益はなし(前年同期の事業収益はなし)となりました。

(事業費用)
当事業年度における研究開発費は前事業年度に比べて59,318千円減少し1,394,651千円(前年同期比4.0%減)、販売費及び一般管理費は前事業年度に比べて45,233千円減少し576,881千円(前年同期比7.2%減)となりました。研究開発費の減少は、主に研究用材料費の減少及び研究員に対する株式報酬費用の減少によるものであります。販売費及び一般管理費の減少は、主に役員及び管理部門の従業員に対する株式報酬費用の減少によるものであります。この結果、当事業年度における事業費用は前事業年度に比べて104,552千円減少し1,971,532千円(前年同期比5.0%減)となりました。

(営業損益)
当事業年度において、事業収益なし、事業費用1,971,532千円を計上した結果、営業損失は1,971,532千円(前年同期は2,076,084千円の営業損失)となりました。

(営業外損益・経常損益)
当事業年度における営業外収益は前事業年度に比べて817千円増加し1,113千円(前年同期比276.6%増)、営業外費用は前事業年度に比べて2,058千円減少し24千円(前年同期比98.8%減)となりました。営業外収益の主な内訳は還付金収入579千円、物品売却益463千円であります。また、営業外費用の主な内訳は撤去費用20千円であります。これらの結果、経常損失は1,970,444千円(前年同期は2,077,872千円の経常損失)となりました。

(特別損益・税引前当期純損益)
当事業年度における特別利益は42,870千円(前年同期比27.4%減)、特別損失は210千円(前年同期の特別損失はなし)となりました。特別利益の主な内訳は従業員の退職に伴う新株予約権戻入益42,850千円であります。また、特別損失の主な内訳は固定資産売却損140千円であります。これらの結果、税引前当期純損失は1,927,784千円(前年同期は2,018,825千円の税引前当期純損失)となりました。

(当期純損益)
当事業年度における法人税等は1,652千円となりました。この結果、当期純損失は1,929,437千円(前年同期は2,022,166千円の当期純損失)となりました。

② 財政状態

(資産)
当事業年度末における流動資産合計は7,325,049千円となり、前事業年度末に比べ1,552,439千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が1,415,857千円減少したことによるものです。また、固定資産合計は193,610千円となり、前事業年度末に比べ9,315千円減少いたしました。これは、有形固定資産の減価償却により有形固定資産が5,618千円減少、ソフトウエアの減価償却により無形固定資産が139千円減少、長期前払費用の流動資産への振替により投資その他の資産が3,558千円減少したことによるものです。この結果、資産合計は7,518,659千円となり、前事業年度末に比べ1,561,755千円減少となりました。

(負債)
当事業年度末における流動負債合計は87,884千円となり、前事業年度末に比べ20,357千円増加いたしました。これは主に前受金が27,126千円増加したことによるものです。また、固定負債合計は116,545千円となり、前事業年度末に比べ1,807千円減少いたしました。これは主に繰延税金負債が1,980千円減少したことによるものです。この結果、負債合計は204,430千円となり、前事業年度末に比べて18,549千円増加となりました。

(純資産)
当事業年度末における純資産合計は7,314,229千円となり、前事業年度末に比べ1,580,305千円減少いたしました。これは主に当期純損失1,929,437千円を計上した一方、新株予約権が137,831千円増加、新株予約権の行使及び役員の株式報酬としての譲渡制限付株式の発行により資本金及び資本準備金がそれぞれ105,650千円増加したことによるものです。なお、2025年7月30日効力発生の減資により資本金が106,400千円減少し、資本準備金が106,400千円増加しております。この結果、資本金10,000千円、資本剰余金9,634,875千円、利益剰余金△3,783,253千円となりました。

③ キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は6,994,592千円と前事業年度末と比べ1,415,857千円の減少となりました。
営業活動の結果支出した資金は1,414,608千円(前事業年度は1,881,497千円の支出)となりました。これは主に、税引前当期純損失の計上1,927,784千円、株式報酬費用の計上391,553千円、未収消費税等の減少79,495千円等によるものであります。
投資活動の結果支出した資金は42,498千円(前事業年度は4,784千円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得によるものであります。なお、研究用機器については取得時に研究開発費として費用処理しております。
財務活動の結果得られた資金は41,250千円(前事業年度は78,966千円の収入)となりました。これは新株予約権の行使による株式発行収入によるものであります。

回次第16期第17期第18期第19期第20期
決算年月2021年7月2022年7月2023年7月2024年7月2025年7月
事業収益(千円)1,400,00022,9762,350,000
経常利益又は経常損失(△)(千円)△583,827△1,972,325145,373△2,077,872△1,970,444
当期純利益又は当期純損失(△)(千円)△582,448△1,948,307168,350△2,022,166△1,929,437
資本金(千円)32,42476,31515,75210,75010,000
発行済株式総数(株)58,851,60059,402,40060,877,60061,523,20062,136,200
純資産額(千円)10,696,6409,404,94310,370,4608,894,5347,314,229
総資産額(千円)10,909,2799,597,37310,706,4829,080,4157,518,659
自己資本比率(%)94.488.785.983.478.0
従業員数
〔外、平均臨時雇用者数〕(名)
4644444445
〔19〕〔21〕〔22〕〔24〕〔23〕